入学をご希望の皆さんへ

21世紀にふさわしい
芸術性と技術力を兼ね備えた人材を

早稲田大学芸術学校は、1911 年設立の早稲田工手学校を源流とする専門学校を基礎に、21 世紀にふさわしい新芸術の発信拠点として2001 年に誕生。そして2011 年の100 周年に向け、建築芸術を中心とする新たな学校へと変わります。

これは、早稲田大学における120 余年の伝統の中で育んできた多様な芸術文化の蓄積や人材の輩出を踏まえ、建築都市という環境造形における分野において、芸術性と技術力を兼ね備えた21 世紀にふさわしい先端的な職業人の養成をめざす教育を、広く社会にアピールしています。

21 世紀を創造する皆さんが、この早稲田大学芸術学校において多くの素晴らしい学生や教員と出会い、社会に向けて情報発信していく、チャレンジ精神に満ちた活躍をされることを心から願っております。


芸術と技術のジャンルを越えて

建築を学ぶということは、単なる工学系、あるいは芸術系の一分野に収まるような狭いものではなく、技術と芸術、都市と社会、歴史と場所とを網羅する大きなジャンルであることはいうまでもありまん。それに応えるべく早稲田大学が満を持してリリースする学校こそ、建築デザインをベースとする「新生」芸術学校です。

100 年に及ぶ建築教育の伝統を踏まえつつ、新たに、実践教育を主体としながら、それと平行して理論の取得を効率よく可能にする独創的なカリキュラムを用意して、極めて短期間のうちにハイレベルのスキル修得を皆さんに約束いたします。早稲田大学芸術学校は、ロンドンの名門「AA スクール」やロスアンジェルスの「サイアク」などの、建築デザインに特化された学校と同じような世界水準も視野に入れつつ、建築を目指す皆さんをお迎えしたいと思います。

早稲田大学 第15代総長*
白井克彦
*2010年8月現在

 

早稲田大学芸術学校 校長*
鈴木了二
*2010年8月現在

早稲田大学との連携

早稲田大学との連携

早稲田大学との連携は、教員の合同授業や共同研究、特別選考制度などで行なわれています。まず大学の学部・大学院の教員が芸術学校の多くの授業に参加し、また早稲田大学の共同研究に本校教員が参画しています。これに加え、本校から早稲田大学大学院創造理工学研究科への特別選考制度も設けられています。

早稲田大学との連携
教育方針
スタジオ型少数精鋭体制

かつての芸術工房的なデザインスタジオが中心の〝量より質〟を重視した少数精鋭体制により、短期集中型 の濃密で肌理の細かいインタラクティブな教育指導を行います。

総合力のあるデザイン

文系・理系といった従来の枠組みを超えた分野横断型の教育指導により、建築芸術本来のあるべき姿であ る幅広い総合力を備えた、強靭で応用性のあるデザイン能力の獲得をめざします。

実践型教育

高度な理論造型を前提にして、芸術学校の伝統である " 手で考える " という身体を用いた実践型教育により、 建築・都市系の環境芸術分野におけるクリエイティブで魅力あるデザインの可能性を追求します。

一流の講師陣の配備

早稲田大学の専門学校、そして夜の学校の利点として、早稲田大学の教授陣と第一線で活躍する多くの建 築家や実務家たちの教育指導を実現します。

高い専門性

より高い専門性が求められる中で、建築科(2年制)は目標到達レベルを大学学部並みとし、さらに建築都 市設計科(3年制)は大学院レベルの高い専門能力の習得をめざします。

目標とする学生像

建築・都市系の様々な領域でグローバルに活躍できる、理論と実践を備えたデザイン的に質の高い総合力 を有する人材の育成を図り、国際的レベルを視野に入れた建築家や空間デザイナー、都市プランナーの輩 出をめざします。

学科編成とカリキュラム

本科は建築科(2年制)と建築都市設計科(3年制)から構成されています。建築科は製図などの実践的導入基礎教育を中心とした1年次の<ベーシッククラス>と、応用・専門教育を中心とした2年次の<プロフェッショナルクラス>の2年制とし、卒業時に二級建築士の受験資格が取得でき、卒業後4年以上の実務期間を経てから一級建築士の受験資格が取得できます。建築都市設計科は、建築科からさらに1級上級に建築デザイン、構造デザインについてより高度なデザイン的専門性を重視した3年次の<ディプロマクラス>を加えた3年制とし、卒業時に専門士の資格および二級建築士の受験資格が取得でき、卒業後3年以上の実務期間を経てから一級建築士の受験資格が取得できます。
なお、両科とも1、2年次は共通授業となっています

カリキュラム
卒業生
存分に探求できたのは 芸術学校でした 牧野冬生(2008年度建築設計科卒)

2008フィリピン政府主催国際建築設計コンペ「Millenium School Design Competition」入賞 / 2008フィリピン国防省主催生活改善プログラム「Be Better, Builled Better Program」フィリピン国防大臣賞 / 2009早稲田大学小野梓記念賞(学術賞)受賞 / 2009(財)都市づくりパブリックデザインセンター主催第11回「まちの活性化・都市デザイン競技」奨励賞、彦根市長特別賞

「建築の第一線で活躍する先生や、アグレッシブな同期の仲間たちとの出会いは強烈でした。彼らとのやりとりのなかでプレゼンのスキルやコミュニケーションの手法が磨かれていったと思います。自分の考えを人に伝える技術は、特に『設計製図』演習を通して肌で学べました」。建築は、人間学の中にある一分野。工学的な側面だけにとらわれない、新たな学際的研究を目指すという目標が、ここではっきりと形をとった。「あらゆる分野を横断していて、これほど生活に密着している分野はない。そうか、人の生活の場の研究が『建築』に関わっていくこと、それが僕のずっと歩みたかった道なんだと。建築の最たる魅力を存分に探求できたのは、芸術学校でした」

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自分のやり方を発見 宮尾さわこ(2007年度建築設計科卒)

在学中は、第一線で活躍する建築家をはじめ、構造家や歴史家といった専門家についての講義を受け、製図の知識や技法、法規や構造力学といった「建築に関する基本的なスキル」を身につけられたほか、「自分のスタイルを発見する良い機会になった」と言う。「『建築設計製図』など、講義によっては1回の授業で講師の方が5人以上もいたので、各先生方に意見を求めると、レスポンスのバリエーションもさまざま。最初は戸惑いましたが、幅広い意見の中から、どんなやり方が自分に向き、どんなアドバイスを取り入れるとより作品を生かせるかを選びとり、自分のやり方を発見することに繋がりました」

また、すでに絶版になったヨーロッパの建築家の本や、希少な古い設計図面など、貴重な資料を紹介されたことも印象的だったという。「現役で活躍する建築家の先生が多いためか、貴重な資料がとにかく豊富。授業で紹介された北欧の建築家・AlvarAaltoの作品を見たときは、設計プランの面白さ、動線の素晴らしさに衝撃を受けました。それ以来、いまだに影響を受け続けています」

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インフォメーション

■入学される方の傾向

入学される方の傾向

■ 卒業後取得できる資格

■ 奨学金制度

資格名 適用学科 資格取得要件
1級建築士 建築都市設計科 卒業後、実務経験3年以上
建築科 卒業後、実務経験4年以上
2級建築士 建築科、建築都市設計科 卒業と同時
建築設備士 建築科、建築都市設計科 卒業後、実務経験4年以上
甲種消防設備士 建築科、建築都市設計科 卒業と同時

早稲田大学芸術学校奨学金(給付)
募集時期10月、2-3学年対象。学業成績優秀で経済的に就学困難な学生(10名)に対して、その年度後期授業料相当額を給付。
校友会給付一般奨学金(給付)
募集時期10月、2-3学年対象。校友会から学業成績優秀で経済的に就学困難な学生(1名)に対して、15万円を給付。
日本学生支援機構(貸与)
募集時期4月、全学年対象。経済的に困難な学生に対して、学業成績および人物を考慮したうえ、奨学金を貸与。

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